革製品の素材を語るうえで欠かせないのが、なめしです。なめしとは原皮を腐りにくくし、使える革に変える加工のことです。代表は植物タンニンなめしとクロムなめし。植物タンニンは樹皮などの成分で時間をかけて仕上げ、硬めで経年変化が大きいのが特徴です。クロムは金属塩で短時間に安定させ、柔らかく水に比較的強い革になります。当店では両方の手触りを比べ、用途に合う革製品をご提案します。植物タンニンの革は日光で色が濃くなりやすいので、変化を楽しみたい方に人気です。反対に、雨に当たる機会が多いバッグやキーケースはクロムが扱いやすいです。どちらも共通して、乾燥させ過ぎるとひび割れの原因になるため、保管は風通しの良い場所で。革の匂いが気になる場合は、陰干ししてから使うと落ち着きます。